2019年09月上旬号

子育てが大変な時代
 まず、経済的な問題。父親が非正規社員の場合は特に大変です。それでも頑張って希望をもって働いていればいいが、やけになって酒やパチンコに金を使ってしまう。母親は子育てのために懸命にはたらき夫の面倒まではみられない。結果として離婚して母親が子供を連れて出て行く。こんなケースが多いように感じます。このような場合子育ての費用は社会が負担するようなシステムにしないと母親は働き疲れて子育てにかかわれない。
 一方学校教育はどうだろうか。テストテストで追われているようです。子どもはモノを覚える機械ではないのに。今の中学校は夏休みでも全教科の宿題がある。子どもたちが成長するのに大切な人とのかかわりの機会がどの程度あるのだろうか。不登校や自殺が後を絶たないのがわかるような気がする。子どもの権利条約の中身を子供たちに教えればずいぶんちがうだろうに。