2018年12月上旬号

特別支援学級に行かされる
 「中学になったら特別支援学級に行ってください。」と言われた人がいます。一桁の足し算では指を使うこともありますが、正確に遅くなく計算できます。九九もほぼ正確に出来ます。速さなどの文章題も説明すれば理解できます。これだけ出来てなぜ特別支援学級なのでしょうか。普通学級で十分対応できるはずです。本当に学力が不足している生徒は特別支援学級で個別指導してもらうのがベストであると思いますが、普通学級でたくさんの生徒をみているために先生が対応できないので安易に生徒を特別支援学級に放り込んでしまっているような気がします。おそらく特別支援学級では上記のようなやればできる生徒が入ってきても他の生徒に時間がとられ個別に対応できないと思います。生徒からしてみれば自分の伸びる芽を摘まれてしまうことになります。一番良いのは普通学級にアシスタントの先生を置き、落ちこぼれそうな生徒を個別に援助することだと思います。それができない場合は山びこ教室のような学習塾を利用することもできます。